XHTML(HTML)の構造化
Web標準化の説明で、「情報」としてのXHTMLと「デザイン」としてのCSS(スタイルシート)を分離する、と書きましたが、ただ単に分ければ良い、というものではありません。Web標準化に伴うもうひとつの重要なポイントとして、「XHTMLを正しく構造化する」必要があります。
構造化について
「構造化」とは耳慣れない言葉ですが、元来XHTMLは、文書構造をあらわすための言語であり、ひとつのページに記述された文書は、XHTMLタグの用途に沿って、正しく意味付けを行い、文書構造を明確にする必要があります。
例えば、意味付けには、以下のようなタグを使います。
<h1>大見出し …</h1> <h2>中見出し …</h2> <p>段落 …</p> <p>段落 …</p> <ol> <li>番号付きリスト 項目1</li> <li>番号付きリスト 項目2</li> </ol> <ul> <li>番号なしリスト 項目1</li> <li>番号なしリスト 項目2</li> </ul> <address>連絡先</address>
逆の例として、同じタイプの項目が並ぶ場合に、以下のようなタグが使われていると、構造化が意識できていない、ということになります。
パターン1(項目すべてが別の段落) <p>同じタイプの項目1 …</p> <p>同じタイプの項目2 …</p> <p>同じタイプの項目3 …</p> パターン2(項目すべてをひとつの段落として改行で分ける) <p>同じタイプの項目1 …<br />(改行) 同じタイプの項目2 …<br />(改行) 同じタイプの項目3 …</p>
構造化はなぜ必要か
正しく構造化された場合とそうでない場合で、一体何が異なるのでしょう。
Web標準では、「デザイン」をCSSで行います。CSSによるデザインは柔軟性が高く、構造化されていな場合であっても、文字の大小や色を変えることで、見出し風やリスト風に見せることは可能です。
では、訪問者にとって、デザイン、見た目が関係ない場合はどうなるのでしょうか?
その最たる例が検索エンジンロボット(情報収集プログラム)です。これらのロボットは、XHTMLタグによる意味付けを参考に、サイトのページに書かれた「情報」を読み取って収集していきます。XHTMLが正しく構造化されていれば、収集する「情報」は、当然精度が高くなります。
インターネットを利用するほとんどの人が、検索エンジンを利用して自分のニーズにあったサイトやサービスを探しています。その最も重要なサイトの入り口である検索エンジンに、精度の高い、正しい「情報」を収集してもらうためには、「XHTMLの構造化」が必要不可欠と言えるのです。
イーシフトでは、Web標準化の一部として、「XHTMLの正しい構造化」を意識したサイト制作を行います。